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更新日: 2023.02.02

中古マンション投資にはどんなメリットが!?

不動産投資の中でも初心者の方におすすめのマンション投資となっています。

今回はその中でも中古のマンション投資にフォーカスを当ててメリット、デメリットを説明していきたいと思います。

1.中古マンション投資のメリット

設備・間取りが古くなっている

売り手の業者の観点からすれば中古マンションは新築に比べ、建物そのもの価格が安く利回りは非常に高い見出し広告をアピールすることが多いです。ただ、内容に関しては不動産に関する専門知識が必要で、一種のギャンブル要素を含んでいます。 利回りとは満室を想定した場合の数字なので、空室を想定した立ち回りが必要となります。現場で自分で対処できる経験や知識があり、入居者獲得が見込める物件であれば、中古マンションの方が大きく稼げる可能性はあります。

2.中古マンション投資のデメリット

設備や間取りが古い仕様となっている

新築時は当時の最新トレンドをとり入れたマンションですが、時間の経過と共に中古マンションは、設備や間取りが時代遅れになっていきます。トイレ及び洗面台を浴室内に設置する3点ユニットバスや一口コンロ、間取りも現在人気の1Kではなく1Rだったりと、魅力を感じない物件には、当然借り手もつきにくくなってしまいます。

転売して利益を出すのは難易度が高い

物件そのものの価値が大きく上がる可能性は低く、転売は比較的難しいです。特に、建築基準や規制、新耐震基準が適応されているかどうかで、大きく評価が変わります。

耐震基準が低い可能性がある

年々、建築の最低水準は引き上げられており、新しい建物であればあるほど地震に強いと考えてもらって構いません。耐震基準が低いと、地震の際に物件が損傷してしまうなど、大きなリスクになりえます。
また、築年数の古い物件ほど耐用年数も短くなってしまうので、購入してから運用できる期間が限られてしまいます。

・担保力が低い

新築のマンションに比べると、銀行からの評価がされにくく、担保力が低くなり頭金が必要になることがありますので、資金力がある程度ある方でないと難しいでしょう。

・瑕疵が自己責任

雨漏りや、設備の破損があった場合、基本的には自己責任になります。新築の場合、10年間の瑕疵担保責任があるので安心です。過去のデータなどを参照して、問題のない物件を吟味する必要があります。

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