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更新日: 2022.09.27

アパート投資のメリットとデメリット

不動産投資にもさまざまな種類があります。一軒家、マンションの一室だけ、アパートなどいくつかありますが、それぞれに特徴があります。
この記事ではアパート投資のメリット、デメリットについて解説していきます。

1.アパート投資のメリット

ワンルームマンション投資の様に1つの部屋を貸し出す場合、空室時の家賃収入は0になってしまいます。しかしアパートの場合は部屋が複数あるため、いくつかの部屋が空室であっても家賃収入が0はなることはありません。

2.アパート投資のデメリット

駅から徒歩一分の好立地にアパートが建っているのをあまり見ないと思います。主に、土地の価格がその理由です。駅から近いと家賃が高くなるのと同じように、土地の金額も当然高くなります。その分、家賃設定を高くできますが、月々の支払金額も大きくなるので、利益はそこまで見込めません。その上、空室時のリスクは大きいです。たとえば、近くに大型マンションが建つと、全戸に影響を与えるので、一気に空室率が高くなります。

アパートに投資する場合、土地と建物両方の購入になることが多く、区分マンションに比べ、高額になります。当然、融資の難易度は上がり、貸してくれる銀行も少なくなるでしょう。

サラリーマンであれば、おおよそ、年収の5倍ほどの金額を融資してくれるので、アパートに投資する際は高年収であるか、相当な貯金額が必要です。

不動産全般にいえますが、火災により建物そのものが消失するリスクが少なからずあります。その際、鉄筋コンクリート造のマンションに比べ、鉄骨、木造建築のアパートは火事による被害が大きくなりやすいです。マンションの場合は新築であればあるほど、耐火性能が高いです。

火事は入居者の不注意が主な原因であり、可能性を0にすることはなかなかできないので、最低でも火災報知器、可能ならばスプリンクラーの設置をするべきでしょう。

まとめ

アパート投資は満室時の利益率が高い上に、部屋数が多いので家賃収入が0になりにくく、長期間収入に向いています。ただし、何らかの外的要因で空室率が一気にあがった場合、収入が大きく減少するリスクはあります。このようなリスクを軽減するために、いくつかの区分マンションを経営するのも一つの手といえるでしょう。

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