SHOKEN MAGAZINE

更新日: 2022.09.06

不動産投資と株式投資

投資には不動産投資以外にも様々な投資がありますが、それぞれどういったメリットがあるのか、どういった方に向いているのかということが明確にわからない方も多くいらっしゃると思います。

この記事では新築マンション投資と株式投資でそれぞれの質の違いや、どういった方におすすめなのかをメリット・デメリットをまとめながら説明いたします。

1.新築マンション投資のメリット・デメリット

1-1.新築マンション投資のメリット
新築マンション投資と株式投資の一番の違いはその収益を得る仕組みです。不動産は一般的に家賃収入を毎月得る仕組みですが、株式投資は時間経過による価格差で利益得る構造になっています。
そういった観点から考えると、マンションなどの不動産投資の最大のメリットは管理にかける時間が少なく、言い方を変えれば放置できる点でしょう。物件の管理は大変そうに思いますが、管理会社が一括して行うのが一般的です。株式投資の場合、その値の変動を随時確認する必要がありますし、長期的な投資だとしても、損失になる可能性があります。
また、新築マンションを住宅ローンで購入した場合、団体信用株式投資に加入することになりますので、オーナー様が万が一お亡くなりになっても、残されたご家族の方に負担を残すこともありませんし、物件自体はそのまま資産として残り、家賃収入は継続して得ることができます。

1-2.新築マンション投資のデメリット
一般的には、最初の投資金額が株式投資よりも高額になりますし、購入を決断してから利益を得るまでに時間がかかります。株式投資の場合は、銘柄によりますが、短期的な収益を得ることが可能です。

2.株式投資のメリット・デメリット

2-1.株式投資のメリット

手軽に実践できることにつきます。手軽というのは始めることだけではなく、止めることも含みます。たとえば、不動産を高値で購入してしまった場合、それをすぐに売却することは困難でしょう。ただし、株式の場合は買い手の数が不動産に比べ圧倒的に多く、1株単位での売買が可能なので、値が下がることが予想できれば、大きな損失を出す前に、すぐに撤退することができます。

2-2.株式投資のデメリット

その企業の倒産や不祥事、金融危機により資産が極限まで下がる恐れがあることが株式投資の最大のデメリットでしょう。株式のようなペーパー資産は不動産のような現物資産に比べ値動き幅が大きく不安定です。そこに大きな利益を短期的に得るチャンスもありますが、もちろんその逆も起こりえます。

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