SHOKEN MAGAZINE

更新日: 2025.05.01

ワンルームマンション投資が「やめとけ」「儲からない」と言われる理由はこれ!

主にサラリーマンの、これからワンルームマンション投資を始めようかどうかと検討している人向けに、「ワンルームマンション投資は儲からない・やめておけ」と言われている理由について解説しています。

本記事以外にも、「やめた方がいい」と言われる理由について詳しく解説している記事があるので、合わせて御確認ください。
【サラリーマン向け】「ワンルームマンション投資はやめとけ」と言われる4つの理由|失敗事例・成功の方法も併せて解説

そもそもワンルームマンション投資って何?

ワンルームマンション投資とは、1人暮らし用のマンション(ワンルーム)を購入し、そこに誰かに住んでもらって家賃をもらう仕組みです。

利益が発生する仕組み

マンション(ワンルーム)を誰かに住んでもらうことで毎月「家賃」をもらいます。
ただし家賃はすべて自分のものになるわけではなく、「ローン」「修繕費」「管理手数料」「税金」などを差し引いた額が利益(もうけ)になります。

たとえば以下のように、
・家賃:月8万円
・ローン返済:月5万円
・管理費など:月2万円
となり、残りの1万円が利益(もうけ)になります。

ワンルームマンション投資が「やめろ」「やめとけ」「儲からない」と言われる理由

ワンルームマンション投資を始める時、友人や家族から「やめろ」「やめとけ」「儲からない」と言われることが多いです。

このように言われる理由は上記の通りで、「想定以上の費用が発生し、赤字になる可能性がある」「節税対策や年金対策になりにくい」「収益性が低い」「不動産投資について学ばないといけない」などが考えられます。

ワンルームマンション投資を始めてよい「基準」

ワンルームマンション投資の成功率は一般的に10%程度と言われています。
その成功率の低さから「絶対にやらない方がいい」とは言えませんが、やるなら慎重になる必要があります。

成功率を上げるためにも、「お金の基準」「仕事の基準」「ローンの基準」の3つを意識し、それぞれの項目ごとに基準を満たしているか確認してから始めましょう。

ワンルームマンション投資をすべきか判断するための基準について詳しく紹介している記事があるので、必ず確認しておきましょう。

ワンルームマンション投資は結局「儲からない」のか?

「ワンルームマンション投資は儲からない」と言われることが多いですが、条件が整えば「堅実に儲かる可能性がある投資」です。

儲からない」と言われる理由は、「表面利回りしか見ずに購入した」「知識不足によって悪条件で買わされた」「空室や家賃の下落が想像以上に発生した」などが考えられます。

一方で「儲かっている人」は、「立地のいい物件を中古で買った」「実質利回りでシミュレーションしてから買った」「出口戦略まで設計して購入した」など、儲かるか儲からないかは「購入前に決まっている」ことがわかります。

知識を持ち、冷静に物件を選び、資金計画をしっかり立てれば、大きなリターンはなくても、「堅実に利益を積み上げる」ことは十分可能だと言えます。

ワンルームマンション投資に関する3つのQ&A

ワンルームマンション投資に関する代表的なQ&Aを下記にまとめました。
これからワンルームマンション投資を始める人は、事前に確認しておきましょう。

いくら儲かるの?

ワンルームマンション投資は「短期的な利益」ではなく「長期的な利益」を積み上げる投資方法です。

月1万円~1.5万円程度の利益(もうけ)を長期間積み上げる投資になるため、長期的に見て数百万円単位の純資産を形成できる可能性はあります。

成功率は?

ワンルームマンション投資の成功率に関する統計的なデータはありませんが、一般的に10%程度と言われています。

成功率の低さから「やめた方がいい」と言われることが多いですが、ワンルームマンション投資が成功するかどうかは始める前に決まっているので、事前に「始める基準」を満たしているか確認しましょう。

成功するためにはどうしたらいいの?

ワンルームマンション投資の成功率に一番大きな影響を与える要因は、「利回り」です。

理想の利回りについては以下の通りです。
・新築マンション:首都圏 3.0%~4.0% / 地方 5.5%~8.0%
・築浅マンション:首都圏 4.5%~5.5% / 地方 5.0%~6.0%
・中古マンション:首都圏 7.5%~8.5% / 地方 13%~15%

表面利回りだけでなく実質利回りでシミュレーションしてから購入することで、成功率が大きく変わります。

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